マイナポイント還元のまとめ~PayPay編~
- 大樹 萩原

- 2020年7月3日
- 読了時間: 5分
更新日:2020年7月7日
7月から事前登録が始まったマイナポイント事業ですが、これから検討される方はどの事業者と紐づけようか悩んでいらっしゃる方も多いと思います。そこで今回から現時点で判明しているキャンペーン内容と事業者ごとの特徴などをまとめていきますが、事前の注意点として予算や上限が決まっておりマイナポイント事業の対象となるのは選んだ1サービスでの決済2万円分までで還元は最大5000円。現状は4000万人分に相当する2000億円が上限で申し込みが上限に達すると受付を打ち切るようですので慎重に見極める必要があります。
PayPayの特徴
基本情報
決済可能店舗の多さ
多種多様な入金方法
お得なキャンペーンの多さ
サポート体制も業界随一
1.基本情報
PayPayの基本的な情報についてまとめました。最も気になる基本還元率については
PayPay加盟店での利用・請求書払い 0.5%
Yahoo!JAPANの対象サービス 1.0%
が基本の還元となり、更に
前月1日 0:00 ~ 同月末日 23:59に100円以上の決済を50回以上行うと当月1日 8:00 ~ 翌月1日 7:59までの利用分に+0.5%
前月1日 0:00 ~ 同月末日 23:59に10万円以上支払うと当月1日 8:00 ~ 翌月1日 7:59までの利用分に+0.5%
されるので、最大還元率は
PayPay加盟店での利用・請求書払い 1.5%
Yahoo!JAPANの対象サービス 2.0%
となります。つづいてPayPayで決済できる金額やチャージできる金額についてですが利用方法により上限金額が異なります。お支払い時には
PayPay残高 過去24時間50万円/過去30日間200万円
青いバッジがついている+本人認証設定済みクレジットカード 過去24時間/過去30日間共に計25万円
本人認証設定済みクレジットカード 過去24時間2万円/過去30日間5万円
本人認証未設定クレジットカード 過去24時間/過去30日以内共に計5000円
の利用上限があるのとチャージ時には
銀行口座 過去24時間50万円/過去30日間200万円
青いバッジがついている+本人認証設定済みヤフーカード 過去24時間/過去30日間共に計25万円
本人認証設定済みヤフーカード 過去24時間2万円/過去30日間5万円
ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払い 別途ソフトバンク・ワイモバイル側で設定されている上限金額があります。
セブン銀行ATM 過去24時間50万円/過去30日間200万円
ヤフオク!・PayPayフリマの売上金 過去24時間50万円/過去30日間200万円※上限は、ヤフオク!とPayPayフリマの売上金を合算した金額。
の入金上限も定められています。さらにPayPayの残高には4つの区分があります。
PayPayマネー 残高出金○・残高送付、わりかん○・有効期限無期限
PayPayマネーライト 残高出金×・残高送付、わりかん○・有効期限無期限
PayPayボーナス 残高出金、残高送付、わりかん×・有効期限無期限
PayPayボーナスライト 残高出金、残高送付、わりかん×・有効期限60日
PayPay残高支払い時の優先順位は
PayPayボーナスライト
PayPayボーナス
PayPayマネーライト
PayPayマネー
の順番で使用します。残高の種類の違いは
■PayPayマネー 本人確認後に銀行口座やセブン銀行ATM、ヤフオク!・PayPayフリマの売上金を利用してPayPay残高にチャージした残高です。 出金や、PayPay残高を送る機能、わりかん機能で友だちに送ることができます。
■PayPayマネーライト Yahoo! JAPANカードや、ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払いを利用してPayPay残高にチャージした残高です。 本人確認前に銀行口座やセブン銀行ATM、ヤフオク!・PayPayフリマの売上金を利用してPayPay残高にチャージした残高もPayPayマネーライトとなります。 PayPay残高を送る機能や、わりかん機能で友だちに送ることができますが、出金はできません。
■PayPayボーナス 特典やキャンペーン等の適用に伴い、PayPay残高に進呈された残高です。 出金、PayPay残高を送る機能、わりかん機能では使えません。
■PayPayボーナスライト 特典やキャンペーン等の適用に伴い、PayPay残高に進呈された残高です。 出金、PayPay残高を送る機能、わりかん機能では使えません。 また、有効期間が設定されており、有効期間を過ぎると失効します。 なお、Yahoo! JAPANが付与するPayPayボーナスライトを利用する際には、Yahoo! JAPAN IDの連携が必要です。
上記の通りとなっているようです。マイナポイント事業で9月1日から入金した分で還元されるポイントはPayPayボーナスで付与されますのでマイナポイントでの還元分については有効期限はございませんので安心して必要な際に使用することが出来ます。
2.決済可能店舗の多さ
上記のリンク先を地域ごとに確認していただければ一目瞭然なのですが、PayPayは使えるお店が段違いに多いことが最大の強みです。誰もが一度は目にしたことのある店舗がずらっと並んでおり使えるお店に悩まなくてよいというのは選択する際の理由に直結するものであるといえます。これだけの利用可能な店舗網を築くことが出来たのはQRコード決済をいち早く普及させようと努力してきたが故の結果であり、他社の真似をして2番煎じで始めた他事業者とは明確に違います。小規模店舗や個人店舗でもPayPayは使えるようにしているお店は多いです。
3.多種多様な入金方法
様々なユーザーの需要に応えるためにPayPayでは多様な入金方法で利用できる体制を整えています。2020年7月3日現在では
銀行口座
ヤフーカード(クレジットカード)
ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払い
セブン銀行ATM経由の現金入金
ヤフオク・PayPayフリマの売上金
の5種類の入金方法があります。ソフトバンクグループで様々な事業を手掛けていることもあり、様々な方法で入金を行うことが出来るので現金よりお得に利用する障壁も低めです。
4.お得なキャンペーンの多さ
PayPayは先駆者としてQRコードの普及に力を入れてきており、常に複数のキャンペーンを用意する努力を怠っていません。今回のマイナポイント事業における事前登録キャンペーンとしては「マイナポイントペイペイジャンボ」が事前登録のメリットとして存在します。7月1日から8月31日までにマイナンバーカードと紐づけを完了させることで
1等100万円×10人
2等5万円×150人
3等5000円×1500人
4等500円×150000人
の抽選を受けることが出来ます。当選の際には9月15日前後に通知がありその後振り込まれる様ですが、出金不可の残高となるためPayPay決済での使用となります。
5.サポート体制も業界随一
QRコード決済を利用するにあたって相談体制や不正利用に対するサポート体制を重視される方も多いと思います。PayPayはサポート体制も充実させており
テクノロジーや専任スタッフによる未然防止
24時間365日いつでも安心の電話対応
万が一の場合も安心な補償制度
の充実した内容でユーザーに安心して使用してもらえるような配慮も忘れていません。多くのユーザーに選ばれるのにはやはり理由がありますね。
いかがでしたでしょうか?筆者としても自分自身で見返した際にわかりやすいようにまとめさせて頂きました。この記事がマイナポイントでPayPayを選ぶ方の参考になれば幸いです。




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